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筑豊のひとたち

建設資材販売の三善機工で働く皆さん

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嘉穂郡穂波町大字弁分(べんぶん)118にある㈱三善機工で働く皆さんを、同社の倉庫に集まってもらって写したこの写真には、見るからに仲が良さそうな感じが漂っている。
写真というものはあんがい真実を伝えてくれるものだから、おそらくそうなのだろう。
決してお世辞ではなく、仕事へのひたむきさのほかに楽しさみたいなものも伝わってくる。

同社はビル建設や土木工事用の建設資材を販売しており、筑豊一円をエリアとしている。
1970年に飯塚市片島で堤一広さん(写真・右から二人目、1935年生まれ)が創業し、12年後に今の場所に拡大移転した。

「鉄筋や釘、針金のように、コンクリートや壁の中に埋まってしまうものとか、足場やワイヤロープなど、普段は目にしないものが大半です」と、堤社長は言う。
専務の堤基昌さん(同・後列中央、1963年生まれ)は「仕事柄、現場監督や作業員の皆さんと会う機会が多いですが、筑豊の気質らしく、ざっくばらんで竹を割ったような性格の人が多いです」と話す。
「表立って感謝されることは少ないが、暮らしの基礎に直結している仕事に誇りを持ちたい」とも話していた。

㈱三善機工 嘉穂郡穂波町大字弁分118
TEL0948-22-9151 FAX 0948-29-4461

写真・前列左から菊地晃三さん、山下勝磨さん、堤社長の奥さんの裕美さん、事務の有光久美枝さん。