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筑豊のひとたち

大使館通訳や森前総理の書簡を翻訳した末次賢治さん

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鯰田に住む末次賢治さんは、筑豊唯一のプロ英語通訳者である。
全国の企業200社の通訳や翻訳を手がけ、イスラエル大使館やカナダ領事館、チュニジア大使館の通訳も務めている。2000年の沖縄サミットでは公式パンフを全ページ翻訳した。
そのほか森元総理の外交書簡を翻訳したり、神戸の都市計画文書や関西のワールドカップ招致パンフを翻訳するなど、飯塚を拠点に活躍している。
嘉穂東高から佛教大学英文学科に進み、大阪の企業で通訳や商品開発に携わった後、7年前に帰郷し鯰田に事務所を構えた。
地元に役立てばとの思いから、小学校のホームページを海外向けに英訳したり、インターネットで英会話を教えるなど、ボランティアも行なっている。
英語が上達する方法は、「自分の生活を英語で実況中継するとか、新聞のチラシや広告を英語で説明するなど、口を慣らせるのがいいでしょう。これなら一人でもできます」。
趣味は格闘技。レスリングで全国大会に出た経験がある。柔道3段。サンボも得意な種目。

飯塚市鯰田2425-63
TEL0948(28)4035