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筑豊のひとたち

畳作りの一級技能士、右橋慎一さん

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右橋慎一さん。1958年生まれ。筑穂町出身。
畳作りの一級技能士として、飯塚市で(有)右橋製畳を経営している、いわゆる「畳屋さん」である。
父親の右橋四郎さん(大正12年生まれ)が創業した当時は「畳床」といわれる畳の内側を専門に作っていたが、右橋さんの代になって畳の新調や表替えをするようになった。
「最近は安い畳も出回っているが、やはりそれだけのものでしかない。畳本来の感触は味わえないですよ」と言う。
畳のある部屋の良さとして、「居間にも応接間にも寝間にもなる便利さ」を右橋さんは挙げる。畳にごろりと横になった時の心地よさは日本人にしか味わえない感触で、だからこそ畳作りを続けていきたい、と話していた。
趣味はソフトバレー。「チームアップ」というチームに属している。幸袋小学校の体育館で週に一度、体力作りとストレス発散で汗を流しているとのこと。

(有)右橋製畳 飯塚市大字中68-1
TEL0948-22-4052 FAX 0948-22-4134